小学1年生のときから現在まで半世紀にわたって
通い続けてきた理髪店があります。
行き始めたときは名前が違っていました。
先々代がやられていた終わりの頃だったと思います。
その後、娘婿の前マスターが引き継ぎました。
確かこのときお店の名前が変わったと思います。
しかし、そのマスターも亡くなって7,8年経つと思います。
いつも手伝っていた娘さんが後を引き継ぎました。

今日、そろそろ髪を切らないとと思い、予約の電話をしました。
10回以上鳴らしても出ないので、後でと思いいったん切りました。
そして、1時間ほどしてもう1回電話すると、
これもしばらくして応答がありました。

お母さん(前マスターの奥さん)の声でした。
予約をしたいのですがというと、
娘さんが先月末になくなったので店を閉めたとのこと。
一時、唖然として声が出ませんでした。
近いうちに伺いますと告げて、詳しいことは聞かずに切りました。

自分にとって髪を切るのはいつもその理髪店だったので、
なんか、ぽっかり穴が空いてしまったようでした。

しばらくして、これからどこに行けばと、
困ってしまった自分がいました。

長い間本当にお世話になりました。
ご冥福を心よりお祈りします。 合掌。

     *****前進塾塾長*****